2010年9月28日火曜日

農業に関連する疑問

何日か前にテレビで見て知ったことだが、「戸別所得補償」なものが始まるらしい。その一方で祖父母が「減反政策」の話をしているのを何度か聞いてきた。これらの言葉から、初めて、農業と政府との間に何らかの関わりがあるのではないか、と言うことが分かった。

そんなところで、私には疑問点が出てきた。

  • 農業を政府と切り離したり、工業やサービス業と同様に自由競争に任せることは出来ないのか? - (1)
  • 自分の土地なら、何に使ってもその土地の持主の勝手ではないのか? - (2)
  • 農協を経由せず、栽培から流通まですべてひとつの団体 (家族、企業 etc) が担うことは現実的ではないのか (敷居は高いのか) ? - (3)

(1) について、前述の「戸別所得補償」は、自由競争を妨げる、と言う話も聞いたことがある (その一方でこれは食料自給率を上げるための政策だとか?)。

農業も資本主義的で良いのでは? とも思う。資本主義の短所は「格差」が存在しうる事ではあるが。「格差はあって然るべきもの」と言うのが私の考えである。しかしながら、食料や恋愛など、格差が存在しない方が良い分野もあるのかもしれない (衣食住を脅かす格差を生み出すことは非人道的? なのかもしれないし、後者は人口問題にも関わりうる)。←結局自分の考えはまとまってはいない

# ぁ、でも、もし仮に日本の農作物が自由競争で海外産の物に負け、国内の農家が淘汰されていくなんてことが起ころうものなら自給率は下がるし、そしたら有事の場合に大変な事になるか、、

# あと、そういえば日本共産党は農業まわりに力を入れているような話も聞いたことがあるなー。

(2) については私は知らない。土地の使い方その他について、法律や条例にて述べられているかも分からないが私は把握していない。

(3) は、実際、農薬をどのように使うか、とか何の銘柄の作物を作るか、とかを多分農協あたりからも受けているだろうから、言われたとおりに作った方が無難ではあるかもしれない。どう言う農薬が国内で認可されているとか、どういう食品が安全か、とかそういった知識は少なくとも私は持ち合わせていない。だから、生産1つに絞って考えても難しいのかも知れない。あとは、どのぐらいの価格で販売するのが適切なのか、とか、どのようにして農作物の販売経路を広げていくか、とか、農協がなければ自分でしなければならないことが増えるだろうし。

...う~む、、いまいち、理解できていないことが私には沢山あるようだ。こういった疑問などを今後調べていきたい。農業や経済学の知識も欲しいところだ (何を言っている、工学部生 w)。

変なところにも話を広げすぎた記事になってしまった。無論、この記事は私素人の書いた戯言です。


関連リンク (後で見直しておきたい記事)

2010年9月24日金曜日

稲刈り。疲れた

今日は一日中色々やってたから疲れたよー。

稲刈りを手伝っていたんだけれど、田んぼの中の雑草を抜くためにずっと前かがみ状態。腰が痛くなってきました。

特に田んぼの真ん中の辺り、何故かやたら雑草が多くて大変。ここだけ稲の背丈が低くて雑草ばかりで色が違う。まるでドラクエ2のロンダルキアみたい。ここが山場。

稲刈りが終わったら終わったで今度はばあちゃんと台所の仕事を手伝い。米を研いだり揚げ物をしたりした。ここでも前かがみ。疲れたよー。でも、飯はうまかった! 天ぷらとトンカツの作り方が分かった!

疲れたけど、疲れたときに疲れることをすると、何故か疲れを感じなくなることってあるよね。僕はそこまでアクティブに動く人ではないけれど。

ああ、明日も稲刈りだ~

東芝カラーテレビ 21R3A 修理

只今祖父母宅に滞在中。物置の中にテレビ (昔曾祖母が使っていた) が眠っていたのを思い出し、ファミコンをやるために出してみました。動くかな、、と思って電源を入れてみたのですが、、壊れていました。

電源を入れると画面が横一になります。電源を入れたまま時間が経つと、画面の一部が映るようになります (右)。

おかしいのは紛れもなく垂直偏向回路の部分だろうと思い、中を開けて探ってみました。

これがテレビの中身です。このテレビの中で唯一の真空管であるブラウン管に線が沢山つながっています。ブラウン管の先端のガラス部分には電子銃があり、導線でつながっています。その下の銅線のぐるぐる巻きになっているところは電磁石で、ここから発せられる磁界によって電子の向きを変えます。写真右下の太い線につながった吸盤状のものはアノードキャップといい、ここから給電された高圧で電子を引きつけます。

ブラウン管の偏向コイルに繋がったリード線をたどると基板の写真の部分にたどり着きます。偏向回路はこの近辺であろうと見てみると怪しいコンデンサーを発見。コンデンサーの液漏れのせいか、基板の変色した部分があります (C316)。他サイトではこの機種の垂直偏向の関連で C308 の不良についても書かれていたので、同時に交換しておきます。僅か 1 cm 程度の部品の不良でテレビは使えなくなってしまうんですね。

別の日。自分の寮に行くついでにストックしてある電子部品を見てみると、これらの部品が運良く余っていたので持ってきて、またテレビを開けて半田ごてで作業。C316 の部分のパターンが剥げかかっていたので、もともと繋がっていた隣の電子部品の半田の部分に直接繋いでおきました (これもコンデンサの液漏れのせいか、、。

ここで交換した部品は以下の通り。両方とも電解コンデンサ。

  • C308 2.2uF 50V
  • C316 22uF 25V

交換したら仮組み立てを行い電源を入れると、、映りました!

あとは、裏のツマミで画質 (フォーカス・輝度・垂直振幅) を調整し、ねじを締めれば修理は完了です。

以下、フォトギャラリー w


テレビの裏面。モノラル音声の機種ながら S 端子が付いている。当時は UHF と VHF の端子が別々で、平行フィーダー用の端子がついていました。因みに UHF 用のめがねフィーダーはもう製造を打ち切られたようです。

懐かしい OSD 表示。7セグ風の文字です。

ブラウン管視野角広すぎワロタ (上から)

(左から)

テレビ前面の操作パネルと、カバー裏側の説明書き。当時のテレビはツマミで画質調整が当たり前でした。チャンネル設定も「地域設定」なんてものは無く、1ch ずつ手動で設定しました。

1991年製造です。もう大体20年近く前のテレビですね。

感想

そこそこ綺麗に映っていると思う。ただ、手元の WEGA (Sony) の画質には敵わないかな (経年劣化もあるだろうししょうがない)。あと、画面の上の部分が微妙に歪んでいるような...。オシロは持ってないから測定できん。

修理している最中、後ろの蓋を開けた状態で電源を入れたこともあったが、「キーン」と高い音がやかましい (別に壊れているわけではない)。ブラウン管特有の現象。水平同期周波数 (≒ 15750 [Hz]) と同じ高さの音だ。


関連記事


関連サイト


関連商品

←東京芝浦電気製カラーテレビ、の現代版 w
今でもテレビの画質は東芝だろうと思っています。

ちなみにこの機種、この記事の執筆時点でアマゾンの売れ筋ランキング3位。

2010年9月11日土曜日

USB メモリから LaVie LC65H に Ubuntu をインストール

私は工人舎 SC を買って以来、使わずに余らせていたノート PC があった。そこで、そのマシンには Ubuntu を入れて活用しよう! と言うことで、インストールしてみました。

LC65H

用いたマシンとその現時点のスペック

  • 機種: NEC LaVie LC65H/DS12
  • CPU: Celeron 650 MHz
  • RAM: 320 MB
  • HDD: 30 GB

右の写真の PC が今回用いたもの。最近の OS を動かすには HDD はともかくメモリが少なめかな、と言うところです。

OS のダウンロードとインストール

今回用いた OS とバージョンは Ubuntu 10.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD (i386)。いつもならば CD-R に焼いたものを用いていたのですが、今回は USB フラッシュメモリに書き込み、そこから起動しました。(ちなみにこの機種は BIOS による USB メモリからの起動には対応していない。そのため、ちょっとした細工が必要になる (後述))

1. まず、Ubuntu の Web サイトから日本語 Remix CD のイメージをダウンロードしてくる
(このファイルは USB メモリに書きこむことになるが、CD 用のイメージで構わない)

2. UNetbootin を用いて ISO イメージを USB メモリに書き込む

UNetbootin の Web サイトにアクセスし、ページ上部の [Download (for Windows)] (Windows ユーザーの場合) と書かれたところをクリックすればダウンロードが始まる (2010/09 現在)。
こちらで用いた UNetbootin は unetbootin-windows-471.exe のファイル名。

USB メモリを差し込み、ダウンロードしたファイルを実行すると左のような画面が現れる。
ここで Diskimage を選択し、その横に、今回ダウンロードした ISO イメージを選択する。
ウィンドウ下部の Type は「USB ドライブ」、Drive は差し込んだ USB メモリのドライブレターを選択し、[OK] を押せば書き込みが始まる。

3. Plop Boot Manager をダウンロードし、フロッピーか CD に書き込む

ダウンロードページの上部に安定版が置いてあるからそれを用いる。こちらで用いたファイルは plpbt-5.0.10.zip
ダウンロードしたファイルを開くと拡張子が .img と .iso のファイルが見つかる。フロッピーの人は rawwritewin などを用いて書き込めばいいし、CD の人は手持ちの CD ライタでイメージ焼きしてやればいい。

4. CD 若しくはフロッピーから Plop Boot Manager を起動し、上下矢印キーで USB を選び、Enter.
後はしばらくすると Ubuntu の画面がでてくるので、画面の指示に従ってインストールを進める。5~6ステップの質問に答えて待てばインストールが終わる (詳しいインストール手順は割愛)。

5. 再起動すれば Grub の画面が最初に表示され、そのまま待つか Ubuntu を選択すれば起動する。

実際に使ってみる

メモリが 320 MB しか無いマシンのため起動にものすごく時間がかかり動作が重いものではと予想していたが、実際は想像よりも機敏で、使えなくはないと言う印象。ただ、GNOME 環境で使うよりは xfce をの方が断然軽いのは間違いの無いことだ。

Synaptics パッケージマネージャから xubuntu-desktop をインストールした。GNOME の画面と比べて外観の差は殆ど無く、違和感はさほど感じないぐらいだった。メモリの消費量が GNOME 時に 256 MB 位だったのが、xfce にしてからはその半分の 128 MB 程度に収まった。

その他 (感想など)

10年近く前のマシンに最新の Ubuntu を入れたわけだが、結構しっかり動いてくれて良かった。しかも長期サポート (LTS) 版だ。このスペックで次のバージョンが快適に動くかなんて分からないから、長く使える OS は有り難い。

他のサイトを覗いてみると、USB でのインストールが CD をより高速、と書いてあったが、無論このマシンではそんなことはなく、寧ろもっさりとしていた。USB 1.1 にしか対応していないから当然。その上、ディスクにアクセスする音が無いため、動いているのかを確かめにくかった (よく言えば「静かだ」と言う)。

Linux マシンだが、これを人に譲ってもぎりぎりなんとか使えるレベルにはなったと思う。昔と違って、Linux もだいぶユーザーフレンドリーになったもんだと感心している。

尚、従兄弟の家には PC がなかったため、このパソコンをタダで譲ることにしました。

2010年9月10日金曜日

東京散策 2010/09

久々のブログ更新となってしまいました ^^;

この夏 (秋?) も例年通りの里帰りですが、そうすると毎回行くのが東京。今回もその例に漏れず、3回ほど行ってきました。
今回は秋葉原以外にも沢山出かけよう (そもそも秋葉原にはあまり用事がなかった) ということで、お茶の水 (神保町) のあたりを中心に出かけてきました。

池袋

ラーメン二郎で飯を食べたら東急ハンズへ。
ネット上で「ラーメン二郎」なるお店の話題を耳にしたものだから、“新潟で暮らして数年、外食と言えば十中八九ラーメン”という私も気になって行ってきました。「ラーメン二郎はラーメンではなくラーメン二郎という食べ物だ」という哲学があるとからしいですが、私はそうは思いませんでした (そもそも、新潟市内でも結構個性的なラーメン屋さんは普通にあるしね)。ただ、「幸楽苑」みたいなラーメンとは全然違います。
並盛りでも結構量はありますね。このぐらい量がある方が好きです。機会があったら三田 (本家) にも行ってみようかと。他の二郎で水戸の実家から近いのは松戸と千住だろうか。

東急ハンズは初めてだが、結構面白いもの・珍しいものが多く売っていた。ロフトやドンキを回る楽しさに近いものがあるが、売っているものは違うようだ。水戸の実家から近い東急ハンズは北千住と柏だなー。

何度か池袋に来て思うが、秋葉原や新宿などと比べるとだいぶ穏やか (緩やか? 静か?) な雰囲気のようだ。

お茶の水・神保町

買いに来たものは CD、レコード、クラリネットのリードなど。
レコードのクリーニングで定番の「バランスウォッシャー33」(レイカ) がなんと、店頭で手に入ると聞いてお茶の水へ。CLUB MUSIC SHOP とオーディオユニオンに置いてありました。
神保町のレコード店をもう少し探したかったが、下調べが足りず、結局ディスクユニオン神保町店で何枚か買ったのみ。今度来るときはもっといろいろ見たい。

秋葉原

今回もまた来ましたよー秋葉原。
前回来た時よりも駅舎の工事は進んでいて、新しい建物が見えてきました。

PC 関連は今は用事なし、電子部品は後で通販で買うからいいや、ということで、今回はあきばおーで怪しい中国製品を見たりアニメグッズ関連を見たりするという用事。

生まれて初めてアニメイト・とらのあなに入った w
前回来たときに買った「ねんどろいどぷち ボーカロイド #01」が欲しかったのだが、もう新品は出回ってないことが分かりガッカリ w (秋月電子の通りで1件だけ売っている店があったが、結局買わなかった)

あきばおーにも行ったが、前回と比べて特に変わったものは、ないかな~。
「冷やし縞パン」なるものがアキバのどこかで出回っていたと言う話もきくが、どうやらもう完売したらしいしなー。

エックスにて、「トエト」のストラップを買いました。早速クラリネットの楽器ケースに付けておきました。とても気に入っています。すごく、かわいいー

東京に出かけた日はちょうど大雨で上野駅は雨漏りがすごかった。中央改札を出ると今度は水が川のように流れている部分があった。そんな中500円で 60cm (65cm?) ぐらいの傘を売っていた上野のエキナカのお店は良心的。
東京を一日中回った後は、高崎駅前のネットカフェ (I LOVE 遊 メディアメガ高崎店) で宿泊し、翌日新潟に向かった。結構良心的なお店でした。ネットカフェって快適ですね。

感想

  • アキバは8月に来た方が楽しめたりするかもしれない。
  • 今度は御徒町方面だ (アメ横とか) !
  • 秋葉原や神保町のように専門店の並ぶ雰囲気が好きだ

関連サイト